人間は常に迷っている。迷っている間は常に何かを求めている。─努力って、頑張る事じゃないんだよ。

うさぎ哲学

人間は常に迷っている。迷っている間は常に何かを求めている。

──ゲーテ。

私達人間は何かを求めるが故に迷うという意味の言葉です。

皆さん、うさぎ哲学へようこそ。

うさぎ哲学、それはただの哲学ではありません。ここは名だたる哲学者や偉人達の残してくれた哲学や名言を基に、今の時代を生きるうさぎがその言葉を噛み砕き新たにアップデートして「使える哲学」を綴り呟く場所です。

今回は昨日に引き続き「努力」について、もう一つの側面からアプローチしながら更に深く紐解いてみたいと思います。今回の哲学もゲーテさんの言葉をお借りしています。では、うさぎ哲学スタートです。

人間は常に迷っている。迷っている間は常に何かを求めている。

一つ前の記事で、私は迷いとは努力を生むきっかけと述べました。そして努力とは「出来ない」を「出来る」に変える唯一の方法で、それは「可能性」であり、だから「希望」であると言いました。ですので、そうであるならば正しき事に迷う事の出来る私達こそがその希望であるとです。

では、そんな私達の努力とは本当に必ず報われるものなのでしょうか?

努力は必ず報われる。

その問いに、その通りだ、という人もいれば。大半の人は私と同じくそんな事はないよ、と答えるのではないでしょうか?

そして、その答えはやはり「そうである」であり、「そうでない」です。そこには努力と成果と結果、その因果がありました。

例えば「いつか月に行きたい」という目的があったとして。

月に行く為に必死に頑張って跳ねる練習をしているうさぎがいたとします。

頑張るうさぎは日々の鍛練の成果もあり、今日も昨日より少し高く跳べるようになりした。ですが、皆さんもおわかりのように、残念ですが最終的にうさぎが月に届く事はありません。この場合、その努力というのは報われない努力だったという結果を生み出すことになります。

一方で、だからロケットを作ろうと試行錯誤を繰り返していた人がいたとします。

その人はもう1000回以上失敗を繰り返していますが、その成果もあって少しずつそのロケットは月に近づいています。この場合、その努力はいつか報われる努力と言う事が出来るでしょう。

その他にも、初めは跳ねる練習をしていたうさぎがその間違いに気づき、そこから新たに考えロケットを作る事を選ぶ事だってあると思います。

ともすれば、こと跳ねるという努力自体は無駄な努力であったけれど、そのお陰で正しき道に気づけたという点で見れば、いつか月に辿り着いた時、あの日の無駄な努力はそのかたちを変え今、報われるということもあるかもしれません。

この世界に努力という言葉は一つしかないのに対し、その答えは複数存在する。それは一重に目的に対しての結果に紐付くか紐付かないかで、「努力を頑張る」事は出来れど、決して「頑張るが努力」にはなり得ないということです。

一生懸命頑張ってもやる場所や、やり方を間違えていたら全て水の泡となってしまいます。

だから努力をする為に何かを捨てることも必要かもしれないし。今やっっている努力を誰かに預け、違う努力をする必要もあるかもしれません。ともすれば、私達は考えなければいけません。

その努力の目的は一体何なのか?

その方法で本当に正しいのか?

続けるべきか?

止めるべきか?

その判断と選択こそが非常に大切になって来ます。とは言え、努力が実らない1番の原因は途中で諦めることなのだから、本当にややこしいです。

ともすれば、迷いとは「可能性」であり「希望」であると共に、もう一つ「道しるべ」という側面を持つものなのかもしれません。

私達を正しき道へと誘う道しるべ。

迷わず進む為に何かが足りない、それは目的か、方法か、気持ちの問題か、それを私達に教えてくれる合図が「迷い」であり、心の揺らぎです。

その揺らぎに対して、首を縦に振るも、横に振るも、それは対して問題ではありません。重要なのはその揺らぎに顔を背けず向き合うこと。ちゃんと答えてあげることです。それで例え間違ったとしてもそれはそれで良いんです。それが成長するということです。

そしてそんな「迷いの揺らぎ」は、同時に私達にこうも言っているんです。私はまだ「何かを求めているんだよ」とです。

人間は常に迷っている。迷っている間は常に何かを求めている。

ですので、その揺らぎは不安を煽ぐ為ではなく、誰よりも私達を知る私達の心の叫び声こそが、「揺らぎ」の正体だった。努力とは、そんな私達の願いを叶える為に必要な方法で手段だったということですね。

ともすれば、その声に耳を傾ければ「努力は必ず報われる」と言えるのではないでしょうか。

とは言えね、私は思うんだ。そんな事どうでも良いってさ。←え!?──兎禾。

GW特別編へ、つづく。

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